総務とは、会社全体に対して関わる業務を担う部署です。
総務の言葉通り、非常に広範囲に渡る総務のお仕事を一覧にしておこうと思います。
- 社会保険関係
- 株主総会関係
- 安全衛生関係
- 給与関係
- 慶弔関係
- インフラ関係
- 福利厚生関係
- 広報関係
- BCP関係
- 資産関係
- 勤怠関係
- 契約書関係
- 備品関係
- 労務関係
ざっくりあげても14項目ぐらいあります。
しかも、この中の詳細を書いていくと結構ボリュームになると思います。
または、私のいるような中小企業では、ここに経理や人事などの業務が横断的にまたがっていて総務部内に経理課や人事課なんていう明確な区別なく対応していることが多々あります。
大企業では、総務・経理・財務・人事・広報・システム・経営企画等しっかり区分けされ管理本部等のように大きくまとめられていると思います。
このような中小企業の総務系のお仕事に向いているのは、何よりコミュニケーションスキルが大切です。
特にお偉いさんと話す機会も多いことから、気に入られないと話になりません。
合わせて、フットワークの軽さも重要になり、偉い人たちは行動が遅い人たちを好きにはなりません。
そして、何より口が堅い事。全社員に公表される間に調整することや、みんなの給料などを知る機会もあると思いますから何があっても秘密をしゃべらないことが重要になります。
結構そういう公表前の情報を聞こうとすり寄ってくる社員もいますので注意して嫌われない程度にうまくあしらうことも必要となります。
また、中小企業に限るのかもしれませんが、総務というのは部署の中では唯一全部署全社員に関わることができる部署です。
私自身も社内のいろいろな方と関わりますが、だいたい偉い順に関わることが多いように思います。
なので、簡単に言えば会社を変えようと思ったら、総務から変えることは現実的に可能だと思っています。
もちろん、それ相応の根回しや大変な事はあると思いますが、いちスタッフが変えようと思えば変えられそうなのはここだけだと思っています。
総務という仕事は、結構分かりずらく縁の下の力持ちなんて言われますが、最近ではどちらかというと光の当たる部署になってきたのではないでしょうか。
そう思えば、以外と総務という仕事も他の方々に理解してもらいやすくなると思います。
総務が理解されないのは、ひょっとしたら総務からの発信が足りないのかもしれませんね。