もうすでに採用活動でいっぱいいっぱいな担当者も多いと思いますが、昨年は新型コロナウィルス感染症の影響で急遽中止した合同企業説明会が多かったように思いますが、今年はどうなんでしょうか。
既にいくつかの大学の合同企業説明会にお邪魔してきましたが、私のいるエリアは首都圏じゃないこともあってか意外とリアル開催も多いように感じます。
ただ、その代わり対策はしっかりしていて、いつもパーティションで区切られているだけでしたが、今年は、倍ぐらいのスペースを使って間をあけてなおかつアクリル板の前で話をするように等徹底していました。
普段なら1,000人単位で人が集まるところを100-200人程度に分けて使っていましたから、設営側も費用が掛かりそうです。
なので、一生懸命話さないと学生さんまで声が届かないということで4-5回しゃべると喉が限界でした…。
また、首都圏からの企業担当者の参加は自粛するようになどということもあってか、一部会社さんでは現地担当者はいるのですがしゃべるのは、画面の向こうからオンラインでしゃべってるなんていう会社もありました。
いつもなら人事担当者と先輩社員ぐらいがしゃべるのが一般的でしたが、オンラインで社長や役員にしゃべらせるっていうのも可能ですね。
そう思うと、現地に行く人は最小限で社内を見せるなど工夫ができそうです。
一方オンライン開催を選んだ大学さんは、動画を学生が見るタイプとZOOMなどでしゃべるタイプに分かれていますね。
動画を見るタイプでは、事前に指定されたところにアップロードまたはYoutubeなどのURLを連絡して、期間中学生が見れるようにするイメージです。
1週間ぐらい期間があるようでしたが、動画を作るのが大変でした。
普段ならPowerPoint作ってオシマイなんですが、動画を作るとなると撮影はしなきゃいけないし、動画編集も必須ですよね。
なので、普段の5倍ぐらい時間を使ったような気がします。
もう一つ時間が買った理由にある程度納得のいくテイクまで頑張ってしまうことです。
今回は、いろいろつなぐなどのことは時間的にもう間に合わないということでヤメましたが、時間がある程度あったらいくらでもやってしまいそうです…。
そしてZOOMなどを提供してくれて、実際にその時間にしゃべるタイプでは、これまで同様にPowerPointだけあればいいのである意味ラクチンです。
それでもちゃんと伝わっているかなど確認するのが難しいですね。
また、一回30分ぐらいをしゃべってオシマイなので、時間感覚など事前にリハーサルは必須に感じました。
これからリクナビをはじめ、業者の合同企業説明会もこのコロナ禍でどうすのかわかりませんが、悩ましい問題です。
ある程度大学さんとは仲良くやっておいた方が良いこともあると思いますんので、ゼロにはできませんが業者向けは削減してもいいのかもしれません。
その費用でオンライン用の機材などを揃えてしまえば、面接なんかでも有意義に使えますから。
そもそも採用活動なんてもっと自由にできればいいんですけどね、時期もやり方もこれからさらに個性が出るのではないでしょうか。
このあたりが人事担当者をはじめ経営者が考えていかないと、学生さんに見向きもされなくなってしまいそうです。
さて、今年も本格シーズンを頑張りましょう!