2018年卒の内定辞退率が64.6%だったのに2019年卒は更に上回る?

2018年卒の内定辞退率が64.6%だったのに2019年卒は更に上回る?

採用担当者としては、もう泣くしかないぐらいの状況がどうも2019年卒でも続きそうです。
ご存じのとおり、昨年リクルートが発表した就職内定辞退率が、64.6%になったなんていう発表がありました。
もちろん超売り手市場と言われていますので、当然の数字でした。

内定辞退は、結局活動時に学生さんは「たくさんエントリーしろ!」と言われているので、当たり前のように10社も20社もエントリーします。当然1社しかいけないわけですから、内定を辞退します。
一人あたりの内定取得者数も1社だけという学生さんは3割ぐらい、2社は3割ぐらい、3社以上も3割ぐらいいるわけです。
ということは、3人に内定を出すと、最低でも3社に内定辞退が届くわけです。

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2018年卒でこの状況ですから、2019年卒はさらに厳しいことが予想されていましたが、私の実感として予想通り上回ってきています。
私のいる会社の内定辞退率は、昨年より20%ほど上昇しており、まだ途中段階と考えると更に上昇するものと見込んでいます。
噂話程度に聞いた話によると、一部上場等の大企業が採用基準を落としてでも数を確保する動きがでているとの情報もあり、私たち中小企業は大変厳しい採用活動を迫られています。
なので、今までだったらエントリーしても落ちていた会社から内定が貰えるわけですから、当たり前のように内定辞退率は上昇するわけです。
特に、これから大企業の内定出しが本格化するところですので、大きな波がくると予想されます。

会社の戦略・文化にもよると思いますが、「質を確保して数を減らす」か「質を落としてでも数を確保するか」採用担当者は難しい選択を迫られそうです…。

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