先日某大学さんで実施されていた学内インターンシップセミナーに参加してきました。
今回は学部3年生・修士1年生だけでなく学部2年生など幅広い学生さんが来場されていました。
私は、「最近の若いもんは」に代表される一般的に思う印象よりも、個々の学生さんがどんなことを考えているのか、どんなふうになりたいのかを中心にお話をさせていただいていました。
そんな中で学生の皆さんはまだ就活は先だし、とりあえず情報収集しておこうぐらいの気持ちなのかもしれませんが、少し気になるところがありましたので、書いてみようと思います。
採用担当者は、職業病でもあると思いますが人と会うとついつい分析をしてしまいます。
私だけだったら申し訳ないのですが、やはり「この学生さんはウチに合いそうか」とか「良いモノもってるな」なんて思てしまいます。そんな早期の出会いから内定までじっと見ているのが採用担当者です。
私の感じる今年の傾向は、昨年までと大きく変わることはありませんが、こんな感じです。
とりあえずイベントがあるから参加するという考え
来ないよりはいいと思いますが、折角来るなら準備してきた方が良い印象になります。
昨年も全部ネットで調べて、ネットの情報だけで会社説明会に来る方が多くいます。
地理的な問題もあってやむ負えない方いると思いますが、直接会うことで得られる情報は大きいと思いますし、私たちが直接大学や合同説明会に行くのは直接会って話をするためです。
なので、折角時間を使ってくるのであれば、ちゃんと聞きたい事や確認したいことを考えたうえで来る方が、インターンシップもより自分に合った良いところに参加できると思います。
反応が薄い
私の説明が悪かったらごめんなさいなのですが、とにかく年々反応が薄くなっているように感じます。
まだ、本番じゃないからというのもあると思いますが、「就職したらどんなことやりたいの?」なんて誰でも答えられることを聞いても無反応な人が多くて、コミュニケーションをとるのが苦手なのか面倒なのかわかりませんが、とにかく薄いです。
よく言えば大人しい、悪く言えば聞いてないor考えていないと捉えられてしまいます。
私は、「大人しく真面目」というのは、就職活動ではプラスよりもマイナスに働くと考えています。
自分で考えて行動することは苦手
言われたことは言われた通りにできるのですが、自分で考えて何か行動することは苦手に映りました。
先ほどの真面目というところに繋がるのかもしれませんが、他人の意見をそのまま取り入れて行動してしまう方が多いです。
なので、人が集まってるブースに友達数人と一緒に行動するなんて言うのは、そもそも間違っていて自分のやりたいことをられそうな会社のブースに行くべきですが、どうも団体行動が安心するみたいです。
特に学校主催の合同セミナーはこの傾向が強く、自分の行きたくない会社ではもう寝そうな感じです。
まとめ
これから就職活動が本格化してくるともっとシャキッとすると思いまいますが、今の段階で面接だったらほぼ受からないような方を多く見かけました。
逆に言えば、上に挙げた3つを治すと大分印象が良くなります。
なんにせよ準備は早い方が修正も早くできるため有利です。
特に、本命の前に他社で適性検査や面接は練習しておかないと、実力を発揮できませんので是非これから準備を進めておいて欲しいと感じました。