偶然知人の話を聞いたときに、ちょっとドキッっとしたので書いてみようと思います。
どんなお仕事にもお客様がいると思いますが、そのお客様の言っていることを考えもせずに全部受け入れていることってありませんか？
特にひどいものが報道されてニュースになっていますが、たぶんそれ以上にたくさん現場で起こっていると思います。
さらに最近では、過剰な要求をするお客様が増えたことや動画や録音を簡単に記録できますので、うまく付き合っていく必要があります。
というのも、それによって現場で働く従業員が嫌な思いをして結果として離職していくことって多く感じられます。
また、そのウワサ話や体験談を聞くとその仕事をやりたいと思ってくる若い人もいなくなるので、悪い循環になっています。
よく聞くのが、販売や飲食店のスタッフ、保育や介護といった業種で特に感じます。
その対応オペレーションについても、「今まではこれでよかったから今後もこれで行く」のではなく、見直していくことが特に大事だと思います。
常に時間は流れていて、正しいことが日々変化することを忘れてはいけません。
怠慢な経営者や管理職がその考え方でいると、現場のスタッフが良い提案をしてもただ却下されるだけで、かえって目を付けられるなどマイナスなことだけになります。
もちろん簡単なことではなりませんが、現場で起こったことにしっかり向き合って、良い方向にしていくことを考えなければ、現状よりも悪くしかなりません。
その結果、大きな組織に成長していったにも関わらず、現場を見てみるとただのブラック企業になっているところ、結構少なくありません。
今後も成長を続けるには、人の力が必要ですから採用活動を行うと思いますが、今いる先輩社員たちが、学生さんたちに「この会社に入ってよかったことは何ですか？」という当たり前の質問にすらウソをつかなければいけないことになります。
仕事にはやりがいや報酬など、その人によって違うにしても「やる気」を失ったらオシマイです。
なんでもそうですが、やる気のない人をやる気にさせること程大変なことはありません。
どういうことをしてあげると、どういうことができていると良いのか、もし今気づいたのであれば、真剣に取り組む必要があると思います。
私自身も気を付けているつもりですが、今日からもう一歩先のことができるように見つめなおしたいと思います。
