大企業に入った学生さんと中小企業に入った学生さんの違い!

大企業に入った学生さんと中小企業に入った学生さんの違い!

最近になって、大企業が営業にお見えになる中で、新入社員を連れてきたりする場面が多くなってきました。
中小企業では、下手すると当日から現場に入れて研修という状態だと思いますが、大企業であれば最低3か月や6か月は人事預かりで研修を実施してから現場に配属するということも多いと思います。

たぶん今回私のところに来た2社についても上記のよう6か月研修して、配属されたところだったみたいです。
実に若々しくて興味を持ってしまったので、どうして○○社に入ったの?って聞いてみました。
併せて入社3年目なんていう方も何名かいたのでそちらについてもちょっと面接風になってしまいましたが、聞いてみました。

すると、私たちの会社に入ってくる方は職種も影響していると思いますが、だいたい「学校で○○を学んでいて…□□が活かせると思い決めました」なんて言ってくれる学生さんが多いのですが、大企業の他社さんの方々は、「○○をやりたくて、どうせやるなら□□な点を考えると△△社でやりたいと思いました」なんていうのが多いのです。

そう、私たちに来てくれる学生さんは、自分のことが活かせそうな会社を選んでいるのに対し、他社さんは自分がやりたいことが明確で決まっていて、こんな環境でやりたいとしっかり決まっているんです。

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それもちゃんと自分の言葉でしっかり力強く語ってくれるものですから、私たちならすぐに内定!って言いたいぐらい立派でした。
どうして差が出るかといえば、大企業ですからライバルの数も違うし、ライバルを見ても強い人がいっぱいいるし、作戦もしっかり練って望んでいるんだと思います。
他の会社はわかりませんが、私のいる会社では、そんなことより早く一人前にして現場に投入!が優先になっている傾向が強く、○○を学んでいるなら是非欲しい!とか○○を知っているなら話は早い!となんだか中途採用みたいなことも多々ある状況で、その差は圧倒的ですよね。

もちろん下地があった方がいいのは、当たり前ですがちゃんと育ててあげることも考えないといけませんよね。
学生さんの考える将来と私たちが提供できる環境をちゃんとマッチさせる、これがそもそもできていなくて長く働いてもらいたいとか、ちょっとズルいですよね。

私自身最近特に注意して活動しているのは、若い人たちの話を聞くこと。
ただ鵜呑みにするのではなく、考えていることや優先すること、そんな風に思うんだ!とか価値観を知ることがとても大事だと思っています。
年を重ねればどんどん保守的になるし、新しいことに腰が重くなりますから、できるだけフットワークは軽くしていたいものです。

人を採用することの難しさも、入ってくれる学生さんのために良い方向に前進していけるように頑張りたいと思います。

数年後には、大企業に入っていくような学生さんたちにもちょっと目を向けてもらえるような会社にしていきたいと思います。

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