さて、4月1日より働き方改革法案の一部が施行されましたが、注目はやっぱり有給5日消化と残業時間でしょう。
有給消化5日については、手っ取り早く会社が5日間指定して休ませてしまうのが一番手っ取り早く、特に工場などの稼働がわかりやすい形態のところはこれがやりやすいと思います。
しかし、問題になってくるのは、残業時間です。
100時間/月だけでなく、2-6か月平均80時間というめんどくさいルールもあるので、これも36協定を80時間にしてしまえば一番楽ですが、なかなか残業時間は減らせないものです。
この残業時間ですが、興味深い調査結果があります。
残業を減らせば減らすほど、ボトムアップからトップダウンに変わり、余計なことをしなくなるということです。
当たり前言えば当たり前ですが、言われたことしかやらなくなって働くというより、歯車に徹するようになるそうです。
特にクリエイティブな業界には、この考え方は全然向かないということです。
何事にも「遊び」とか「余裕」がないと新しいものは生まれていかないようで、他の仕事でもアイディアを出すような場面ではかえって進まなくなるみたいですね。
確かにゲームにおいても効率を重視してプレイすると全く楽しくなくなり、ミスをすればメンバーから外してより良いメンバーを入れることしか考えていなかったこともありました。
この働き方改革っていうのは、本当に人が働く喜びを考えされられているような気がします。
こんな仕事の仕方をするのであれば、本当は独立して自分の働くスタイルを貫けるようにするのが、一番良い気がしますがどうやって生活を長く維持できるようにできるか考えて行動していかなければいけないような気がします。
サラリーマンっていうのは本当に安定してたり、楽な選択なのでしょうか。
ちょっと視点を変えて考えてみる必要がありそうな気がします。