採用面接をする時の嫌な感じの第六感はだいたい当たる!

採用面接をする時の嫌な感じの第六感はだいたい当たる!

私だけに限った話ではないと思うんですが、面接なんかでお話をしているときに「なんか怪しいぞ」って感じることがあります。
特にそう感じることが多いのは、中途採用です。
新卒はポテンシャルで採用しますが、中途は即戦力を求めます。
そうすると、「それはできます!」とか「やったことあります!」って力強く答えてくれるんですが、そういう人に限ってだいたいうまく行かない人なケースが多いような気がします。

私もたぶん1,000人以上面接や面談等でお話しさせていただいていますが、こんなふうに感じた時は採用しないようにしています。
具体的に、○○って言えないんですが雰囲気や話し方、仕草からぷんぷん漂ってくるんです。

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私がまだ若い時の例ですが、某上場企業の自動車部品メーカーで生産管理をされていた方を即戦力として採用しようと考えていました。
実際に面接すると、そのくらいのレベルなら大丈夫です、○○くらいの規模でやってましたからと自信満々です。
どんな状態で部品を管理しているかとか、実際に見せて欲しいとか、製造業の基本である「現場・現物・現実」の確認をするはずですが、そんな感じが無かったので個人的には嫌な予感がしていましたが、役員が気に入って採用すると決めてしまいました。

実際入社して仕事を見てみると、全然うまくいかず、現場は部品が足りなかったり余剰になったり大混乱。
さらに、そのやり方についていけずその部署の人間は、全員辞めてしまい補充に四苦八苦。
高い勉強代だったと思うしかありませんが、立て直すのに非常に大きな労力がかかりました。

あれ以来、現場に興味がなさそうな人は、私はまず反対するようにしています。
また、私は「一緒に働ける仲間」かどうかがポイントなので、基本的にはお人柄で選ぶことが多いです。
技術職少し違うところもあると思いますが、一番大切なことだと思っています。

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