2020年卒の採用活動はどんな感じか?とりあえずナビサイト主催のイベントに行ってみた!

2020年卒の採用活動はどんな感じか?とりあえずナビサイト主催のイベントに行ってみた!

2020卒もいよいよ来月解禁ということで、採用担当のみなさんは冬季インターンシップに忙しくなっているころでしょうか。
それとも、3月に向けてパワーポイントの資料作りが忙しい方もいるでしょう。
一応現在はプレ期間ということではありますが、昨年終わりには内定を貰っている学生さんもそこそこいるようです。
これは業界にもよるところがありますが、一定数存在しています。

ということは、私の会社のような中小企業でナビサイトに踊らされて高いお金を払ってイベントに出ている会社は、超優秀層とは出会うことすらありません。
悪い言い方をすれば、レベルが低いといわれている学生さんの中から良さそうな学生さんを探しているのが現状です。
レベル感は各社様々ですが、レッドオーシャンで採用活動を行っているわけですから、効率は悪いし、質も確保できない、そして金もかかるという状況の会社は多いのではないでしょうか。
もっと言えば、ナビサイト運営会社のカモです。

それでも、なんとか若い人材が確保できるならと、みんな高いお金を払っているわけです。
そんなカモになっている私の会社ですが、イベントに参加してきました。

量で言えば、来場者数は昨年対比10%ぐらいダウンでしょうか。
少子高齢化ですから、黙って入れば減ります。
質はというと、これもちょっと微妙な感じがします。
昨年以上に意欲的なタイプとそうじゃないタイプは二極化が強くなっている気がします。
3月以降に期待したいところですが、レベルは低くても頑張ってくれそうな学生さんを早めに確保したほうがよさそうに感じます。

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それ以上に気になったのは、アルバイトを除いた運営会社のスタッフたちの意識の低さです。
あの方たちはどういう評価をされているのでしょうか。
営業さんは、出展やナビサイトを契約してくれる会社を集めて、件数なのか売上なのかで評価されますが、イベントが成功したとか失敗したはどういう評価をしているのか凄く気になります。

例えば昨年対比で来場者数が10%ダウンした場合、次のイベントはどう変えていくのかとか無策な気がします。
もっと出展者や学生さんに有意義なイベントにすれば、勝手に人は集まるし熱心に聞いていくと思うのですが、これまでのやり方をただ引き継いでいるだけで、なんも変わりません。
そこに危機感のないマネージャー級の社員は、何をやっているのでしょうか。

どっかの100億円キャンペーンじゃありませんが、もっと頑張るべきだと思うんですよね。
頑張らないと5年、10年後にはもうこの手のイベントで稼げなくなってしまうと思っているんですが、そのころには退職しているとでも思っているのでしょうか。

ナビサイト運営会社に頼らない採用活動ができれば、もっとオリジナリティを出していけると思いますので、2021年卒や2022年卒向けにちょっと考えてみてはいかがでしょうか。

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