何でも屋の総務から戦略総務になるには

何でも屋の総務から戦略総務になるには

年配の方にすっかり定着してしまった何でも屋さんの総務ですが、本来の意味からすると戦略総務が総務としての仕事は正しいと私は思っています。
なので、何でも屋さんは必要かもしれないけど、最小限にしてこれからは戦略総務を目指して目立つ必要があると思います。
というのも、何でも屋さんをやってるうちは、「営業が稼いでやってるから」とかいう不思議な人たちが減りません。

私が一番気になっているのは、「先輩から教わった事をやっていれば会社は回る」とか「毎年同じこと」を繰り返している状況では、目まぐるしく変わる世の中についていけません。
去年と同じことをやるということは、進歩していないということです。

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「戦略総務」なんてカッコイイ言葉を使いますが、私としては製造現場や営業と同じように世の中に合わせてやることを変えるだけだと思っています。
製造現場でれば、日々「良いモノを欲しい時に欲しいだけ」提供するためにカイゼン活動や生産工程の見直しを行っていると思いますが、総務の仕事も同じことをすればいいのです。

私自身、転職などで前任者から引き継ぐときに「なんでこんなことやってるんだろう」と思うことが非常に多く感じます。
もちろん全部を否定するわけではなく、正しい物もあります。
が、不要な事をずっと同じようにやっていては、評価されるわけがありません。
それと多いのが、待ちの姿勢であること。
営業が戦略的に待っている場合を除いて、お客様から待ってるだけで売れるわけがありません。
「こんないい商品出ました!」とか「一度試供品をお持ちします!」とか当然提案していくと思います。

たまに総務不要論なんてでますが、「これまでの単純作業の総務」は不要でAIでも自動化すればいいと思います。
これからは、きちんと積極的に改善や行動することによって、経営に関わっていくことが必要だと思います。
まずは、言葉より小さな1歩の行動で総務部は変わっていくし、会社が変わっていくかもしれません。

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