本当に正しい?1dayインターンシップ

本当に正しい?1dayインターンシップ

新卒採用に関わっている方ならもう1度はやったことあるのではと思うぐらい、一気に広まった1dayインターンシップ。
インターンシップは、本来なら1週間から1か月程度実施して学生さんに企業での仕事を体験してもらい、成長体験を積んでい貰う場です。
なので、長期インターンシップでは単位が認められたりするわけですが、最近流行の1dayインターンシップは「ほぼ会社説明会」です。

というのも、経団連の指針で会社説明会などの採用活動は3月からというなっていますが、インターンシップであればあくまで「就業体験」なので、大体1月ー2月頃に多く1dayインターンシップを開催し活動がしています。
また、5日間以上の日数規定も無くしたため、1dayインターンシップが可能となりました。
なので、「インターンシップ」という名前だけ借りて採用活動として行っているのが実情で企業側からすると早いうちに優秀な人材を確保するために母集団を作りたいということで各社が行っています。

ただ、まるまる会社説明会だとやはり問題がありますので、テーマを与えてちょっとしたワークショップ形式を取り入れたり職場見学・体験を行います。
特に製造業などは実際の製造現場を見せることで、学生さんにイメージを持ってもらいやすくなったり、やはりモノがありますから説明会などで話した内容がより印象的になります。

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いいことばっかりのように見える1dayインターンシップですが、気を付けないとマイナスなこともあります。
それは、学生さんが満足いくインターンシップになっているかという事です。
実際あった話として、インターンシップに行ったら仕事の体験というより手伝いだったとか、Webに出ていることをしゃべっていただけで時間の無駄だったという話もちらほら聞きます。

折角学生さんが1日時間を空けてくれているわけですから、満足度も考えて実施するようにしましょう。
特に最近はSNS等ですぐに拡散しますから、要注意です。

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