もしこれから就職・転職するときに一番気になるところはこのブラックかどうかになるんじゃないかというぐらい関心の高い項目です。
私もいくつかの会社に転職しましたので、正直複数のブラックと言われる会社に所属したことがあります。
具体的にどういうブラック具合かというと
- 残業代が固定化されている
- なんだかんだ言って管理職扱い
- 本当は休みのはずだけど仕事が終わらないので土曜日出社は当たり前
- 給料はぶっちゃけ安い
- 人を採用してもすぐ辞めていく
- そもそも人の応募が来ない
- 人が来ないから派遣を入れるが、何故か外国人が多くてやっぱりすぐ来なくなる
- 社長がよく激ギレで、根性論ばっかり
- 有給はできるだけ使わせないようにされる
- タイムカードは30分単位
こんな感じでそもそも会社としていかがなものかと思うことが多数な会社です。
大体残業時間は、130時間/月ぐらいという過労死ラインは余裕で突破してました。
今思うとよく続けていたなと思うぐらいのレベルです。
だけど、以外といいこともあるようで
- 給料は安いが使う時間がないのでなんとかなる
- 人は辞めていくのが当たり前なので、あんまり当てにしない
- たまに人が入ったら速攻で教育して早く一人前にしようとする
- 社長の理不尽な怒りに耐性ができ、大概のことではスルーできるようになる
- トラブルはしょっちゅうなので、驚かなくなる
なんて具合で、ある意味鍛えられます。
親から「好きなところに行ってもいいがブラック企業にだけは行くな!」と言われることも多数あると思いますので、ぶっ飛び過ぎてて面白い会社が多かったり、洗脳されているのか意外に楽しいこともいっぱいだったりするんですが、中には鬱になるとか精神的に病んでしまう場合もあるので、素人にはオススメしません。
こんな状況なら労働基準監督署に言えばいいじゃないと思うかもしれませんが、彼らが来てもサッパリ改善しませんでした。どうやら逃げ切れる方法があるようで、あの手この手でかわすみたいです。
というのも、「払ってない」とか「できてない」はアウトだと思いますが、「やってるけど金額が少ない」とか「一部できてる」場合は猶予もあるのか、あんまり是正命令が出ないみたいです。
また、本気で取り返すつもりで、残業代未払いの訴訟を起こすことよりも正直面倒な奴らに関わりたくないって辞めていく人が多い印象です。
ちなみに、私が感じた見分け方としては、実際入社してみないと分からないことも多いですが
- スーパーワンマン社長
- 管理職に管理職の権限がない
- 同族企業で役員がいい車に乗ってる
- 遅く+休日も電気がついている
- 大体最初は異常に優しい
- 離職率が異常に高い
- 常に求人誌やサイトで募集中
このあたりではないでしょうか。
実際には当てはまっても優良企業もあると思いますので、しっかり見極めて下さい。
ブラック企業を辞めて転職するとほぼ100%でホワイト企業に感じますし、転職社員の不満は不満に感じないところはいい事かなと勝手に思ってます(笑)