総務にいるけど社長に嫌われたら

総務にいるけど社長に嫌われたら

これ、中小企業でよくある話です。
総務に限らず人事や経理、広報など間接系の仕事をしている方は、社長や役員ととても近くで仕事をすることが多いと思ます。
まして規模に大小はありますが中小企業となれば同室に社長や役員がいることも珍しくありません。

まずは、嫌われ方について考えていきたいと思いますが、私の経験上二つに分かれます。

いろいろ使える人か試されてる

ケースとしては、こっちの方が多いと思います。
基本的には、「成長して欲しい」という意味合いが強く、課長や部長になって将来の幹部候補として期待しての意地悪であったり、無理難題な依頼をする場合があります。
というのも、社長と言われる人たちは、経験上信用できるかどうか試して確かめる傾向があるように思います。特に規模が小さいとどうしても自分で確かめないと気が済まない人が多いです。
なので、いろいろな形で試しているんだと思いますが、試されている人には、サッパリ伝わらないので「いきなり社長に意地悪されてる」なんて思ってしまう訳です。
それも、同じような事を言われても他の人にはそんなに怒られないのに、私だけ激怒されるとかそんな形でわかります。

また、試し方もいろいろで、本当に無理難題だったり、単純な事でも考えが浅いと怒られたりと様々です。
それとちゃんとできても褒められることは殆どありません。
なので、めげそうになると思いますが、ここは踏ん張りどころと考えて頑張りましょう。

Advertisement

人間的に嫌われてる

こっちのパターンの場合は、さっさと転職しましょう。
ただ、本当に嫌われた場合は、相手にされなくなりますので怒られるというよりは、頼られることが無くなりスルーされます。
なので、居心地はそんなに悪くはなりませんが、大した失敗じゃなくても激怒されたりします。
要するに邪魔者扱いされるパターンです。

さっさと転職した方がいい理由は、もう関係を戻すことが難しいからです。
どっちかが変わらないと人間関係は戻りませんが、社長が変わることはありませんし、高齢なら別ですが社長が辞めることも非常に確率が低いです。
なので、自分が変わるしかありませんが、嫌われたところから挽回するのは相当難しいです。
そうすると、自分が至らなかったところがあると思いますので、それを反省して次の職場で失敗しないように活かしたほうがはるかに成果としてあがります。

昔みたいに年功序列で、長く働いた方がいい時代ならともかく、今は転職市場も賑わっており、幸いなことに人手不足で人をいっぱい募集しています。
転職時には、どんなことを頑張ってきたか、自分が中心となって進めたか等、特に主体性について問われることが多いと思います。
やっぱり自分の同僚でも部下でも、指示待ち人間は欲しくありませんので、何かしら経験を作ってから辞めるべきです。

私も、両方経験がありますし、転職も数回あります。
最初の転職は、勇気がいったり、意外と面倒なこともたくさんありますが、友人や先輩で転職経験のある人に相談するのがいいと思います。
転職してしまえば、マイナスな事よりプラスに考えやすくなると思います。

総務カテゴリの最新記事