私はどちらかというと人事を志望して人事になったパターンではないのですが、折角なので人事の仕事についてまとめておきたいと思います。
ただ、私の基本的な考え方として幅広く経験したいタイプなので、いいチャンスだと思って仕事をしています。
人事の仕事イメージ
- 採用
まずはこれですね、新卒も中途も両方あります。 - 新入社員の受け入れ
雇用通知書をはじめ就業規則の説明や申請書類の説明があります。 - 新入社員の教育
基本的な教育は人事で行ってから配属部署に配属になります。 - 労務管理
私の会社では労務も含む形で人事が担当です。 - 退職者手続き
以外とめんどくさいのですが、退職の手続きも人事の担当です。
さらっと書くとだいたいこんな感じです。
会社によっては、総務が担当したり違いはあると思いますが中小企業の一例として見て下さい。
働き方
基本的にはお客様相手ではなく、従業員と学生、中途応募者が相手なのでイレギュラー対応は少ない方です。
なので、残業は少なくだいたい年間スケジュールも計画できる方だと思います。
ただし、新卒採用の時には学校やイベントに参加する関係で出張はその時期だけ多くなり、準備の残業が増えます。
学生さんからは、会社の顔として見られるので常に見られている意識は感じていないと変な会社だと思われてしまいます。
また、従業員からは「あいつらが俺の査定をしているのか」とか「給料や手当を決めてるのはあいつか」なんて誤解されることもあります。
実際に私の会社では、もっと上の部長級や役員級が決めているのですが、発信が私たちなので勘違いされているみたいです。
大変なこと
新卒採用は大変です。
この超売り手市場では、どうにも人が採用できません。
内定を出しても辞退されてしまい、ここ数年間は目標採用数に届かないかもしれません。
だいたい良い人が採れないと「人事は遊んでるのか」と怒られたりします。
また、一番大変なのは休職者の対応だったり、退職勧奨することです。
基本名前の通り人の事を担当する部署ですから、デリケートな問題が多いです。
特に退職勧奨、つまりクビにする方向の話は揉めることもたまにあります。
やりがい
会社の考え方にもよると思いますが、目先の結果としては、何人採用できたとか、穏便に解決できたとかそんなところが結果として評価されるところです。
個人的には、10年とか20年後に採用した人が活躍しているかが結果だと思っているので気の長い仕事です。
なので、言われたことだけをやっていてもそこそこやってる感がある気がすると思いますが、楽しくはないかもしれません。
「こんな風にしてみたい」とか「こうやったら学生さん集まるかな?」なんて新しい取り組みをしていると面白くて、さらにそこで採用人数が増えたりなんかすれば楽しくなってくると思います。
まとめ
そんなに長く人事に携わっているわけではないので、まだまだこれからだと思いますが比較的楽しくやることができているので、私には向いていると思います。
が、バリバリ稼ぎたい人だったり、日々アグレッシブに活動したい人にはあまり向いている仕事ではないかもしれませんが一度経験しておくとその後のキャリアには大きく貢献できる仕事でもあると思います。