あなたの会社にCHROっていますか?

あなたの会社にCHROっていますか?

CEOやCOOはすっかり定着して日本でも企業の中でもつけているか企業が増えてきましたね。
CHROも同じようなもので最高人事責任者ということです。
中には、CHOだったりCPOなんていう名称を使用したりしますが、意味はほぼ一緒です。

一般的に日本では、取締役や執行役員のついた人事部長だったり、取締役(人事担当)なんていう感じで呼ばれていると思います。
人事部長という名称だけでは、どちらかと言えば決められたことを組織として行っていく責任者の位置付けが多く、CHROは自ら社長をはじめ経営層と戦略を立てていくのとは意味が違います。
なので、中小企業の人事部長なんかはそこまでの権限が無く、特にワンマンな会社であればCEO兼CHROというか全部俺様が決めるぜ!って会社が少なくないと思います。

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なんでも俺様ばかりでは、会社が大きくなった時には困りますのでやっぱりしっかりした人に権限を委譲して組織を強化していく必要があります。
最近叫ばれている戦略人事を行うにはこういう責任者をしっかり置くことも重要です。
また、大きな会社でも外部コンサルタントに任せてしまったりするケースも多く、特にちょっとでも失敗やうまく行かないと叩かれるときは、コンサルタントのせいにする方が都合がよかったりします。

ですが、責任を外に出してもコンサルタントを怒っても損するのは会社ですから、やはり社内でしっかりやる必要があります。
特に働き方改革だとかメンタルの問題など会社の中で「人」の問題は尽きないし法則もない。
これまでは、「気合」「根性」でもなんとかなったかもしれませんが、これからはそうはいかないと思います。
そうすると、人事部っていうものよくやりがいがないとか言われますが、意外とやりがいのある仕事で結構専門的に学べる場でないかとも思えるわけです。

もちろん、CEOやCOO、CFOなどが大事なのは言うまでもありませんが、そこにCHROもいないと今後は成り立たないかもしませんね。

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