少し遅れてしまいましたが、就職みらい研究所さんがまとめた6月15日時点の2019年卒内定状況がもう採用担当者にとっては、ここからどうにかなるレベルじゃないことがわかりました。
6月15日時点の速報値として、就職活動実施率は、50.9%と前年より-4.6%となり、もう半分の学生さんは就職活動が終わっています。
内定率は、76.0%ともう内定のもらえてない学生さんは3割を切っている状況です。
特に理系が際立っていて、就職活動率はさらに低い41.0%、内定率は84.5%になるなど本当に学生さんがいない状況になっています。
これまでであれば第2クールなんていう話もあると思いますが、もうほぼ学生さんはいなくなっている状況でお金をかけてやるだけの効果が見込めるかと言えば厳しい状況ではないでしょうか。
それよりも2020年卒に向けて費用をかける方が合理的とも取れます。
実際、私の会社でももう少し2019年卒は採用したいという気持ちがあるのですが、とても費用対効果があるとは思えず2020年卒をからめれるような内容じゃないとやらせてもらえそうな雰囲気ではありません。
ただ、1人でも採用したいという事であれば、やはり今ある資源を活用することですから、リクナビ・マイナビにエントリーしてくれた方で選考に進んでいない方へのDMや大学・短大・専門学校などのキャリアセンターに行って、内定のない学生さんを紹介してもらうぐらいでしょうか。
また、このタイミングであれば大企業に落ちてしまった方などが一定数いると思いますので、そこに向けて活動することもアリだと思います。
当然2020年卒も同様に大変厳しい状況が続くと思いますので、来期はさらなる秘策を考えて望まないといけませんね。