絶対ひとりは会社にいるクラッシャー上司!

絶対ひとりは会社にいるクラッシャー上司!

みなさんの職場にもいませんか?ミスすると激高し暴言やネチネチと攻め続ける上司。
そして、最後は鬱になってしまったり、退職して行ってしまう部下を大量に出す上司が最近何かと話題です。
今に始まったことではなく、昔からいたと思いますが「クラッシャー上司」なんていう言葉できたみたいです。

私の前にいた会社にもいましたそういう人。
中小企業ですからそんなに人数は多くないのですが一応10人程度の責任者として部を任せていましたが、全員辞めました…。
更に次々採用してもどんどん辞めていく状況ですが、本人は「良い奴を入れてくれなかった」とか「あいつはもともと辞める奴だった」とか人のせいです。
権限を持っていた私はどうしたかというと「次採用する方が最後ですからしっかり教育して下さい」と伝えたら思ったよりちゃんとやるようになりました。もちろんまだまだですけどね。

まずは、クラッシャー上司の特徴をまとめてみようと思います。

  • どんだけ高いんだっていうプライド
  • 自信満々
  • 上司にはものすごい弱い
  • 昔の苦労話が大好き
  • 些細な事でも激高
  • 頭はいいのだろうが教えるのは下手くそ
  • 失敗は部下や他人の責任
  • 自分では気づいていない

私の知ってるクラッシャーな人はこんな感じです。
で、だいたい最初のうちは経営層からの評価は高いんです。
なぜか、みんな怒られたくないから短期的にはそこそこ数字が上がるんです。
だんだん悪くなっていくから気になってみてみると、ズタボロ状態で社長が怒り出すという流れでした。

こういう上司がいたらまず、証拠を押さえましょう。
最近のスマホやICレコーダーは優秀ですからしっかり記録しておきましょう。
弱みを握るなんて言うのもアリかもしれませんね。

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最近では、こういう上司がいるとすぐに「パワハラ」や「ブラック企業」とか言われたりSNSや匿名掲示板で盛り上がってしまうので、会社としてもしっかり対処する必要があると思います。
会社としてクラッシャー上司に対応するには、しっかり準備が必要です。

まず本当にクラッシャー上司か確認しなければなりませんので、言動を注視し、上にも書きましたが録画・録音等で証拠を固めます。
できるだけたくさんの証拠を集めることが大切です。

集めた後どうするかがまずポイントです。
クラッシャーを辞めさせるのかそれとも働いてもらうのかです。
辞めてもらう方は、暴力現場などが動画で記録されていれば懲戒解雇も可能ですが、なかなか難しい場合は退職勧奨や降格等懲戒を行います。
仕事はそこそこできるので、懲戒に二の足を踏むことがありますが、仕事ができてもひとりでできることは限られています。
ひとりのスーパーな頑張りより、10人が頑張ってくれた方が成果はあがりますから早目の対処が必要だと感じます。

続けてもらう場合も、まずは警告として懲戒を行うべきです。
クラッシャー上司に悪気はない人が多いので、「悪いことをした」事実をわかってもらう必要があります。
口頭注意ぐらいだと反省しないことがありますので、しっかり懲戒を行います。
その後はしっかり教育を行う必要があります。
最近ではこういう人向けの研修プログラムもあったりましすから、そういうものでクラッシャーな原因を無くしていくことを考えましょう。

会社としては、適正に対処しないと世間からバッシングも受けることもあるだろうし、社員からも不満がでます。
最悪のケースとして、訴訟に発展するケースもありますので弁護牛等専門家と連携して進めていくことが重要人なってくると思います。

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