総務や人事をやっていれば、会社のルールの一つぐらい文句を言いたくなるものがあるものです。
そんな時の言い方を見ていると、大体仕事のできない人だということがわかってしまいます。
何故かというと、その文句の言い方と言う人等が的外れな人が多く、どうしたいのかよくわからい人なんです。
本当にルールを変えたいのであれば、どうやったら変わるか、変えられるかを考えることすらせずに「言いやすいところに言いたいだけ言う」ことを平気でする人。
タチが悪いのは、これで「俺は言ってやった」って周りに行ってしまう人。
総務・人事サイドからすれば、良くわからない人の悪い印象だけ残ってしまいます。
そして良くあるのが、「給料が安い」のクレーム。
どうしたら給料が上がるのかっていうことがわかっていないのでしょう。
一般的に言えば、期待されている成果以上の結果を出すことでプラス評価されるわけです。
例えば、営業なら○○万円以上の売り上げだったり、○○台以上の販売実績など比較的分かりやすいです。
エンジニアなら期待されているもの以上の品質だったり、製造ラインなら不良率や製造数などでしょう。
数字で分かりにくいところでは、上司などからの依頼を頼まれた以上の資料を作成したり…でしょうか。
なので給料を決められる権限のある人に言わなければ意味がないのに、いち事務員に文句を言ったりしても変わらないのはわかっているはずです。
上司→その上司→役員→社長 みたいに上に言うならともかく自分より下の人に言う心境が良くわかりません。
仕事でも同じような事をしているのではと、逆に不信感につながります。
社内でも社外についても、正しい人に正しく伝えるというのは、思ったより難しいものですので、私も気を付けて行きたいと思います。