新卒採用に限らず中途採用でも適性検査と言えば「SPI」と言われるぐらい実施されているテストです。
もちろん私の会社もそうですし、私が転職するときもSPIを受験してから面接となりました。
私の会社では、現在のSPI3より以前からのデータがあり分析もしています。
が、未だに相関関係やらがうまく説明できません。
所謂ハイパフォーマーや逆のダメなタイプも両方いて明確にこのタイプは良い!っていう事にはなっていません。
大企業のような足切に使うならまだしも、そうでない場合はいまいち納得できていない奥の深いテストだと思っています。
実際私も複数のテストを受験して自分の性格診断や気質などを調べてみますが、テストごとに適正職種や性格がブレています。
特にひどい時は真逆ともいえる結果がでて困惑しています。
もちろんSPIだけが悪いわけでなく、適正検査で図ろうということ自体がまずいのかもしれません。
自分の結果だけで言えば、合ってる部分もあるしだいぶ違うなと思うところもあります。
ただ、深層心理のように自分ではわかっていないけど本当はこういう気質を持っているのかもしれません。
皆さんの会社では、SPIだけを使っているのでしょうか?それとも複数併用したりまたは適性検査なんてやってねえよ!という会社もあると思います。
人間を評価するというのは本当に難しいものです。
最近思うのは、資質そのものよりも育てる環境の方がよっぽど大きく影響するのではと考えています。
それでも、より育ってくれるためにも素質というものは大きく関係してくると思いますので、そんなダイヤの原石を探す方法をいろいろ考えています。
ひょっとしたら教えるのが上手ないい先輩を入れた方が「いい子が育つ」なんていうアプローチも試してみたいと思っています。
あまり精神論的な事ばかりは好きではありませんが、本人のやる気が一番大きな要因かもしれません…。