中小企業人事の独断と偏見による2022年卒新卒採用の傾向

中小企業人事の独断と偏見による2022年卒新卒採用の傾向

さて、もう2022年卒は終わって2023年卒のことばっかり考えている人事担当者も多いと思いますが、私のところは2022年卒がピークです。
2023年卒も考えろと叩けれてますが、まだこっちがある程度片付かないととても手が回りません…。

さて、タイトルに書いた通り2022年卒の傾向を書いてみようと思います。
前提として、地方都市の中小企業の人事が感じた感触なので、皆様の感覚とは合わないことがありますのが、承知の上で読んでください。
昨年いきなりコロナの影響でオンライン化したことが多かった採用選考ですが、今年はみんな慣れていますね。
大学でも授業などがオンラインで行われていることもあって、慌てている学生さんは一人も見られませんでした。
学生さんにいろいろ聞いてみると、オンライン説明会とオンライン面接がほとんどで、リアルで参加したことがほぼないという状況でした。
それはそれでちょっと心配な気もしますが、このオンライン化の波はコロナが落ち着いても終わることはないでしょうね。

また、オンラインツールを聞いてみると、ほぼZOOM一色のようです。
企業によっては、MeetやTeamsもあるようですが、大半はZOOMですね。
昨年ZOOM以外で行いましたが、ZOOMだと画面が映ったのに他だと出ないなんて言うトラブルもありましたので、今年はZOOMにしました。

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まず、オンライン・リアルと並行して会社説明会を行いましたが、参加者は9:1でオンラインに学生さんは参加していました。
実施する側は準備が大変で面倒なのですが、参加する学生さんは、交通費はかからないし、時間もかからなくていいことしかありませんよね。
そりゃそうなります。

また、どこまで本気なのかわかりませんが、北海道から沖縄まで全国から会社説明会に参加してくれました。
さらに、学歴だけで言う気はないのですが、絶対お前他行くだろっていう旧帝大や有名私立の方も選考に参加していました。
かすりもしないのが例年ですが、どうしたのか困惑しています。
とりあえず面接はしてみたいと思っていますが、どんなきっかけで知ってくれたのかちょっと楽しみです。

オンライン化の効果なのかわかりませんが、面接した学生さんを見てみると例年より個性的な方が目立ちました。
何がそうなったのかはわかりませんが、ちょっと面白い傾向です。
私たちも多様な方を受け入れたいので、これはうれしい誤算です。
多様なところでは、留学生の応募や全国各地からの応募、比較的男性の多い業界なのですが女性が増加していたりと昨年と大違いです。

あとは、どのくらい内定が出せて、辞退しないかなど最終的にどうなるかは、わかりませんが面白いだけでやる気が出てくる選考になっています。
たぶん面接官も金太郎飴見たいに同じ人ばっかりくるよりは刺激的でしょう。
これから選考に進む学生さんもどんな個性的な人がくるか、楽しみでなりません。

あとは、実際にあっていない人、会社を見てもらっていない人たちばかりになりますので、フォローは考えておかなければいけないと思っています。
また緊急事態宣言も出てしまいましたので、どうやってやるか考えて、少しでもミスマッチにならないようにしたいと思います。

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