中小企業が大企業出身者を管理職として採用するとうまくいかない

中小企業が大企業出身者を管理職として採用するとうまくいかない

あくまで私が経験したなかでの話ですが、大企業出身者を部長とか課長などの管理職として採用した場合にうまくいったことがありません。
その中でも特に、旧帝大や早慶といった高学歴になればなるほど最悪です。
要するに業種・業界を問わず「現場を知らない」人を採ると痛い目を見ると考えています。

人を見極めるというのは非常に難しいことになりますので、絶対もないと思います。
もちろん、適性検査をやるとかできる限り実情を見てもらうとか、やった方が良いことはいくつかあります。
その中で、一番しっくり来たのは「できるだけたくさんのポジションの人と面談する」ことです。
そして、できるだけ「現場を一緒に見ること」です。

現場のリーダーから管理職、人事、役員、社長と違った角度から見ることが大切だと思います。
ある外資系の会社では、違う人が5-10回程度面談を重ねて内定を出しているなんていうことも聞き、ちょっと納得しています。
また、ある時には今抱えている課題を出してみるなんていうこともするそうです。

特に中小企業の経営者は、学歴や職歴が申し分ないと良い人と判断してしまうことも多々あるようですが、普通に考えると中小企業にそんな立派な人が応募するのにはワケがあると疑ってかかるぐらいがちょうど良いのかもしれません。

それよりもエージェントなどに高いお金を払って採用するので、期待しすぎてしまうのかもしれませんが。

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