採用担当者側から感じる中途応募者のダメなところ

採用担当者側から感じる中途応募者のダメなところ

私の会社では、通年で中途採用をしています。
もちろん人が足りないから中途採用を行っていますが、もう全然人がいなくてピンチ!っていうことではなくて、いい人がいたら欲しいという微妙なレベルで募集をしています。
実は、こんなスタンスの会社は多いようで年中募集している会社も多いようです。

中途採用の募集方法

中途採用は、いろいろな形で募集していますので募集方法についてご紹介したいと思います。

ハローワーク

一番一般的な募集方法だと思います。会社側からすると無料でとりあえず出しておこうというものです。
残念な話ですが、ハローワークからの応募で採用できた方は殆どいません。何故かというと応募書類を送ってもらっても職務経歴書が無い方や不備等厳しい方の応募が多いです。あとは、比較的高齢の方の応募が多い傾向があります。

転職サイト

最近では王道なんでしょうか。リクナビNEXTマイナビ転職DODA@type等大手と地元の転職サイトを含めるとかなりの数あると思います。また、CMがいっぱい流れています。これは転職したい人が履歴書・職務経歴書をサイト上にアップしてくれていますので、詳しく書いてある方は非常にありがたいです。たぶんこれが応募者が一番集まるんじゃないでしょうか。ただし、掲載する側は結構お金がかかりますので、本当に人が必要なときしか載せない等掲載するときを絞っている可能性があります。

転職求人誌

私のいる会社では、最近は転職サイトが充実していますので、比較的載せることが少なくなりましたがまだまだたくさん掲載されていますね。どちらかというと、アルバイトなどの募集に向いていると思います。

転職エージェント

これが一番採用人数の多い募集方法になっています。
エージェントさんが事前に面談してスキル等を確認の上紹介してくれるもので、会社とも事前に話をしていますのでだいたいあった方をご紹介してもらえています。また、気になるところがあれば事前にエージェントさんに確認もとれますし、逆に応募者の方から質問を頂くこともあります。
これもお金が結構かかるのですが、入社される方の年収×○○%というように成功報酬型になりますので、転職サイトや求人誌のように無駄になることはありません。ここがうれしいところです。

自社サイトに直接応募

実は、応募数は少ないのですが意外と良い方がくることが多いです。
直接送ってくる方は、書類等しっかり揃っていてアピールしている内容もバッチリです。
比較的営業職の方が多いように思います。

他にもいろいろな方法はあると思いますが、一般的にはこのあたりが主流でしょうか。
転職サイトや求人誌はすぐにでも見れると思いますので、転職に興味があったら是非見てみましょう。

こんな応募は要注意!

ただ、そんな中途採用の募集ですが、ご応募いただく方の中には、明らかにどうして応募してきた?っていう方がいます。
折角応募しても、お祈りされてしまいます。

募集している応募条件に満たない

これが一番多くて困ることです。
例えば、○○経験3年以上というように記載があるにも関わらず、全然業界違いの経験だったりする方が多いです。
特に営業さんは、営業経験が多ければいいと勘違いしている方が多く、あまりのアンマッチにうんざりするレベルです。
また、傾向としてハローワークからの紹介に非常に多いので、説明員がちゃんと話をしていないのかダメモトで受けさせているのかわかりませんが、面接に進むことはまずありません。
ただ、私のいる会社では、大卒以上になってるけど、高卒の方が送ってくるような学歴のところは、厳しく見ていなくてちゃんとキャリアを積まれている方であれば、面接させていただきます。

手書きの履歴書・職務経歴書が汚い

今時は、9割の方がパソコンで作成されていると思いますが、中には手書きの方もおられます。
昔から履歴書等は手書きの方が印象がいいと言われていた影響なのか、特に年配の方に多く見られます。
しかし、丁寧に書いた感じがなく、かえって悪い印象になりますし読みにくいので印刷した方がいいように思います。

過剰な待遇要求

年収○○○万円希望とか○○で勤務希望とか書いてくること自体は全く問題にしていません。できれば理由も添えていただけると考慮するうえで参考になります。しかし、特に給料の部分で多いのが募集要項にある給料より大幅に多い金額を書く方がいますが、書かない方がいいと思います。どうしても希望するのであれば、面接の際に交渉する方が印象がいいと思います。

まとめ

いかがでしたか、応募する方からするといろいろ思うところもあると思いますが、採用する側も人が見ますので良い印象を与えるように心がけましょう。その方が転職もスムーズに進むと思います。私の何回も転職している身ですので、今度機会があれば転職する側のことも書いてみたいと思います。

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