総務をやるなら取得したい5つの資格

総務をやるなら取得したい5つの資格

総務というのは、別に資格があるからいいっていう訳じゃないんですが、あるといいなと思うものもいくつかあります。
特に、名前の通り総務はいろいろなところに絡むことが多いので、備えておくという方が正しいのかもしれませんが、関連する資格を上げてみたいと思います。

衛生管理者

常時50人以上いる事業所があるなら、これは取っておくといいと思います。
労働安全衛生法で定められており、誰かが持っていないといけない資格になります。
というのも、常時50人以上従業員がいると、衛生委員会を設置しなれければならないのですが、構成メンバーを以下のようにしなければなりません。

  • 総括安全衛生管理者またはそれ以外の者で、当該事業場において事業の実施を統括管理するもの若しくはこれに準ずる者 1名(議長)
  • 衛生管理者 1名以上
  • 産業医 1名以上
  • 当該事業場の労働者で衛生に関し経験を有する者 1名以上

あとは、これに議長以外の構成メンバーの半数を労働組合または労働者の過半数の推薦による指名された人で構成する必要があります。
ということで、だいたい総務関係の人または管理職の人が1人はもってないと満たすことができません。
なので、みんな取る必要はないけれど持っているといいと思います。

簿記

経理じゃなくても決算書を見たりすることはあると思いますので、これはあるといいと思います。
特に難しい試験じゃありませんので、2級を目指して頑張りましょう。
ちなみに合格率は

  • 3級 だいたい50%
  • 2級 だいたい30%
  • 1級 だいたい8%

ぐらいと、1級になると極端に難しくなりますので、経理・財務方面をやらなければ2級でいいと思います。

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マイナンバー実務検定

話題のマイナンバー関係も資格がいくつかありますが、まずはマイナンバー実務検定から受けてみましょう。
1級から3級までありますが、まだ合格率あたりは公開されていないようです。
さらに、1級取得者が取れるマイナンバー管理士という上位資格もあるようです。
個人的には、あんまりな感じもしますが担当するのであれば社内的にはいいのかもしれません。

中小企業診断士

ここから難しい国家資格になってきます。
総務にいると経営に関わることも多々ありますので、経営全般の知識が必要となる事もあるとお思います。
また、キャリアアップとしても、そして転職するときにも有利になると言われています。
さらには経営コンサルタントとして独立することも視野に入れることができます。

合格率は、20%前後で推移していますのでしっかり勉強が必要ですね。
独学よりも通信講座を含め、なんからの講座の受講がおすすめです。

社会保険労務士

これもまた難関国家資格です。
こちらは、合格率が10%を切る難しい試験です。

会社によっては、社労士さんに外注しているところもあると思いますが、労務関係は中でやる方がいいこともあります。
名前の通り、社会保険関係や労働管理等総務に関するところを幅広く含まれており、各種申請書類には社労士代行の欄があるくらい業務では役に立つ資格になります。

中小企業診断士同様に転職にも有利でしょうし、独立開業も可能です。

まとめ

とりあえず、最初の2から3つぐらいまでは手をだせば、ちゃんと合格できると思います。
中小企業診断士と社会保険労務士は、本気で総務をやるか独立する人が目指せばいいと思います。
特に、目標管理なんかで資格取得でもしようかなっていうかたは、上の簡単なヤツを書いておきましょう!

 

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